ビーマ・バット博士が糖尿病患者に対して、メディカルビル内の浜寺ヨーガ教室にて、ドーシャの診断を問診・視診・触診・脈診を通じて行っているところとなります。
理想的には、バット博士ほどの診断がくだせるドクターに診断していただいて処方箋を出してもらうのがベストです。
特に、この脈診の技術は難しいとされ、橈骨動脈(手首の親指の側にある骨の出っ張り/橈骨突起のやや下の部位)に三本の指(人差し指、中指、薬指)を並べて脈を診るとのことです。
上記の画像は、コンサルテーション・シートとして記載された診断書になります。
まずはじめに、バランスの取れている本来のドーシャが現れている時の体質であるプラクリティを診断されております。
プラクリティの診断は、カパ45%、ヴァータ35%、ピッタ20%となります。
余談になりますが、何度か診断を受けている方に聞きますと、当たり前の話しではありますがいつも同じパーセントのプラクリティをバット博士は診断されるとのことです。
次に、本来のバランスが失われて乱れたドーシャが現れている時の体質となって変質したヴィクリティを診断することで、プラクリティとヴィクリティをともに認識し比較することで、ドーシャのバランスを把握し、乱れたバランスを整え、ヴィクリティをプラクリティに回復するための方法を提示することで、バランスの取れた本来の自己を実現することの援助が可能となるのです。
ヴィクリティの診断は、ヴァータの乱れが多いとのことのようです。
処方箋として、フェヌグリークパウダー0.5g + アラマキパウダー0.5g + ターメリックパウダー0.5gを朝食後に、そして、ブラーミーパウダー0.5g + トリファラパウダー1gを夕食後にとるのを三ヶ月続けること。
そして、クシーバラタイラというオイルで頭と顔を、ダンワンタランタイラというオイルにて全身を30分かけてアビヤンガを最初の一週間を毎日、食後に連続でトリートメントすること。その後は一週間に一回でよい。
また、同時に、シロダーラを胡麻油にて一日30分かけて一週間施すこと。
ヨーガセラピーとして、毎日、ブジャング・アーサナとシャラブナ・アーサナとパスチモッターナ・アーサナ、そして、ナーディシュッディープラーナヤーナを30分すること。
ライフスタイルにての指導としては、「塩をひかえる」、「甘いものをひかえること」、「歩くこと」とありました。
以上の診断による処方箋をできる限り、患者と施術者が力を合わせて行った結果、一ヶ月を超えた時点にて、HbA1c【ヘモグロビン・エーワンシー】値が6.5%まで下がりました。
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